青少年のページ

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 今日の社会情勢の急激な変化により、青少年を取り巻く環境は、性や暴力の情報の氾濫等により、凶悪、粗暴化、集団化するなど大きな社会問題となっており、発達過程にある青少年の健全な成長を阻害する一因となっています。

 このような状況に対処するためには、家庭、学校、地域社会がそれぞれ連携し、それぞれの果たすべき役割を効果的に発揮し、協力し合いながら、責任を持って取り組むことが必要です。

 また、次代を担う青少年が地域社会や年齢の異なる集団の中で、社会の一員であることを自覚し、協調性や自主性、社会性を身に付けることが重要な課題です。そのためには、体験、交流の機会を拡充するなど、青少年の社会参加の促進を図っています。

1.青少年の非行・被害防止道民総ぐるみ運動

 少子高齢化、情報化、地域社会の変容等、青少年を取り巻く環境が大きく変化している中で、次代を担う青少年を、健全に育成することは、道民全体に課せられた責務です。しかしながら、少年による、あるいは少年が被害者となる社会を震撼させる事件が続発するなど、依然として深刻な状況にあります。

 このため、毎年7月を「青少年の非行・被害防止道民総ぐるみ運動強調月間」として、青少年の非行等問題行動の未然防止を図る取り組みを行っています。

 令和5年度は「青少年の非行・被害防止道民総ぐるみ運動強調月間」に合わせ、昨今、全国的に青少年がSNSやインターネット掲示板等を通して、いわゆる「闇バイト」に応募し、犯罪に加担してしまう事案が発生し、社会問題となっていることを受け、青少年による「闇バイト」への関与防止を目的としてNO!闇バイトチラシを作成しました。

2.北海道青少年健全育成条例に基づく立入調査

 青少年の福祉を阻害するおそれのある行為を防止し、青少年の健全な育成を図ることを目的に、自動販売機等の設置状況、有害図書類収納状況を調査し、条例違反があれば図書類の撤去を命じるほか、書店、ビデオレンタル店における有害図書の販売・貸付状況を調査し、青少年に対し、当該図書類の販売・貸付を行わないよう要請しています。

 ネット上の有害情報から青少年を守るため、フィルタリングの設定や家庭内でのネット利用のル-ル作りを促進する取り組みを行っています。

4.「少年の主張」宗谷地区大会

 青少年が、他人に対する思いやりの心を育み、自分と異なる意見を持つ者や異なる立場の者とのコミュニケーション能力を高めるとともに、自己の意見を主張し、感情をコントロールする力を養成するため、日常生活の中で体験したり、日ごろ考えていることを広く一般に訴える機会を設け、青少年の健全育成及び非行防止に対する道民の理解を深める契機となることを目的として、昭和54年から毎年実施しています。

令和5年度「少年の主張」宗谷地区大会の結果こちら

5.子ども・若者育成支援強調月間

 国(内閣府)では、毎年11月を「子ども・若者育成支援強調月間」と定め、期間中に青少年健全育成のための諸事業、諸活動を集中的に実施することにより、国民の青少年健全育成に対する理解を深め、各種活動への積極的な参加を促し、青少年育成国民運動の一層の充実と定着を図っています。管内においても、この趣旨に基づきさまざまな行事が行われています。

6.青少年健全育成功労者及び団体に対する表彰

○北海道社会貢献賞(青少年健全育成功労者)
長年にわたり、青少年の健全育成指導や非行青少年の善導、更正等を実践し、顕著な功績のある方及び団体を表彰しています。

○北海道青少年顕彰
ボランティア活動や国際交流活動などの社会参加活動による地域づくりや他の模範となる活動に貢献した青少年及び青少年で構成された団体・グループを表彰しています。

○各種表彰
国や各団体が行っている各種表彰について、管内で功績のある個人・団体を推薦しています。 
• 北海道青少年基金事業顕彰((公財)北海道青少年育成協会)

7.北海道青少年指導員の設置

  青少年施策の総合的推進・指導、市町村の青少年問題協議会の育成・活動推進及び青少年育成道民活動の促進を目的として、青少年指導員を設置しています。

8.道民家庭の日

心豊かな青少年を育てるためには環境づくりが必要です。とりわけ、家庭は、家族関係を通して子どもがしつけや社会ルールを学ぶ場であり、人間として成長する出発点であることから、このような家庭が果たす役割を改めて認識していただくため、少なくとも月1回は家庭が団らんする機会を持つ「道民家庭の日」を提唱しています。

(公財)北海道青少年育成協会のページはこちらから!

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