宗谷管内北部の豊富町4Hクラブ(若林大地会長、12名)のプロジェクト活動と地域活動を紹介します。
この春、クラブでは新たに4名の仲間が加わりました。
プロジェクト活動では、昨年度から「放牧地出入口の泥ねい化対策」をテーマに、放牧酪農が多い宗谷ならではの課題を解決すべく学習を継続しています。
4月の例会・学習会では、施工方法、使用資材及び費用について検討し、N牧場で施工することに決定しました。
5月上旬には、クラブ員自身により対策資材の施工を実施し、同中旬から放牧が開始されました。
泥ねい化対策資材の敷設
対策資材の施工完了
地域活動では、毎年参加している北海道クリーン作戦(年2回)が5月16日に実施され、クラブ員有志がサロベツ湿原から日本海へ抜ける道路沿いの清掃奉仕を行いました。この道路は多くの観光客も利用します。ゴミ袋に集めた多くのゴミを前に、日々自然相手に仕事を行うメンバーは、環境美化活動の重要性を認識しました。
路肩のゴミ拾い
半年分のゴミのごく一部
農業を取り巻く情勢は厳しさを増していますが、地域を支える一流の農業者を目指して、クラブ員一同日々努力してまいります。
豊富町4Hクラブの活動は、宗谷農業改良普及センター宗谷北部支所が支援しています。