令和4年7月5日、猿払村の酪農女性グループ「猿払ペコの会」は、時短モッツァレラチーズづくりに挑戦しました。時短モッツァレラチーズは、クエン酸を添加することで製造時間を短縮できる製法です(※詳しくは当HPの高付加価値化のページをご覧下さい)。
今回は、令和3年11月に開催した高付加価値化の研修会で時短チーズの製法を学んだ会員が講師となりチーズづくりを行いました。
チーズづくりは3班に分かれて行い、お互いの鍋を覗いたり、声を掛け合いながら進めていきました。乳温やクエン酸添加のタイミング、カードの状態など、時々不安に感じることもあったようですが、講師役を務めた会員からの「ここまで来れば大丈夫!」の声に励まされながら、約3時間でおいしそうなモッツァレラチーズが完成しました。
また、チーズづくり終了後には、普及センターからGAPについての紹介を行いました。その中で、ヒヤリ・ハット体験の話をお伺いし、「牛に踏まれた」「ほ乳中に子牛に突かれた」などの話題が上がり、農作業事故の危険性を再認識してもらうきっかけとなりました。
普及センターでは、今後もチーズづくりに関する情報提供を行い、取組の定着に努めていきます。
チーズづくりの様子。普及センターは後方支援。
チーズづくり工程を説明する会員
完成したチーズを包装する会員
GAPについて紹介