Q&A
どうして道立宗谷ふれあい公園で実施するのですか?
北海道立宗谷ふれあい公園は、北海道が作った都市公園です。
地方分権時代を迎え、北海道では、主体性と責任に基づく自立した地域づくりを進めており、都市公園事業もその中に位置づけられています。
すなわち、公園利活用や管理への参加を通じて主体性が涵養され、地域づくりを担う人材の育成、交流が図られることが、都市公園を作った大きな目的の一つです。
アダプトプログラムは、アダプト(養子縁組)を介して、公園に参加する市民(里親)と行政(公園管理者)との間に対等なパートナーシップを作り上げるものであり、参加者の主体的な取り組みを促すことになると期待されます。
ボランティア活動とは違うのですか?
アダプトプログラムで行われる活動もボランティア活動です。
アダプトプログラムでは、行政とアダプトに関する合意書を取り交わしたり、受け持ち区域に活動状況を示す看板(アダプトサイン)を設置するなど、参加者の主体的な取り組みを促す工夫が用意されます。
しかし、そのため、花壇の世話等、場所を媒介とし、継続性をもって行われる活動が対象となります。アダプトプログラムの適用が困難な活動については、ボランティア一般として広く参加者を募集しています。
アダプトプログラムの仕組みを教えてください
アダプトプログラムのエッセンスはA,P,A,+Sと言われています。
A:対象となる区域をアダプト(adopt)する。
ボランティア活動を行う市民が「里親」として一定区域を自らの養子とみなし、定期的に面倒をみます。
P:市民と行政とのパートナーシップ(partnership)
市民と行政との対等なパートナーシップに基づき、ボランティア活動による労力を市民が提供し、活動に必要な用具、ユニフォーム、保険、アダプトサイン等を行政が用意します。
A:市民と行政との合意(agreement)
市民と行政とがお互いの役割分担を確認し、責任ある活動をするために合意書を取り交わします。
+:A,P,Aを基本としながら、参加者の励みとして・・・。
S:アダプトサイン(sign)
一定区域をアダプトし、ボランティア活動を行っている「しるし」として里親の名前等を掲示した看板を設置します。
誰でも参加できますか?
はい。稚内市内にお住まいであると否とに関わらず、どなたでも参加できます。
年齢も問いません。
個人、家族、学校、法人、企業、仲良しグループなど、どのような形でも参加できます。
参加にあたって特に気を付けることはありますか?
活動に参加する方々の安全について、責任者を中心に安全な活動に努めてください。
特に子供が参加する場合には、必要と考えられる大人の指導の下に作業を行ってください。
申込み手続き
参加を希望する方は、所定の申込書を宗谷ふれあい公園管理事務所(公園管理者)に提出してください。申込み内容を確認の上、適切と認められれば、申込者を里親と認め、合意書を取り交わすことになります。
参加申込み(申込書提出)
合意書の取り交わし
アダプトサインの設置
ボランティア活動
・公園管理事務所に連絡
・活動報告書の提出