アダプトプログラムQ&A

 

 

アダプトプログラムQ&A


 

 北海道立宗谷ふれあい公園アダプトプログラム

Q & A

 

Q               アダプトプログラムとは何ですか?
アダプト(adopt)とは、英語で「養子にする」という意味です。市民が公共の場を「アダプト」し、これを養子のように愛情を持って面倒をみるところから命名されました。ハイウエイの散乱ゴミ問題に悩むアメリカ合衆国で、1985年に清掃美化プログラムとして始められました。この後、急速にアメリカ全土に普及し、対象区域も街路・公園・河川などに広がってきました。

 

どうして道立宗谷ふれあい公園で実施するのですか?
 北海道立宗谷ふれあい公園は、北海道が作った都市公園です。地方分権時代を迎え、北海道では、主体性と責任に基づく自立した地域づくりを進めており、都市公園事業もその中に位置づけられています。すなわち、公園利活用や管理への参加を通じて主体性が涵養され、地域づくりを担う人材の育成、交流が図られることが、都市公園を作った大きな目的の一つです。アダプトプログラムは、アダプト(養子縁組)を介して、公園に参加する市民(里親)と行政(公園管理者)との間に対等なパートナーシップを作り上げるものであり、参加者の主体的な取り組みを促すことになると期待されます。

 

Q               ボランティア活動とは違うのですか?
アダプトプログラムで行われる活動もボランティア活動です。アダプトプログラムでは、行政とアダプトに関する合意書を取り交わしたり、受け持ち区域に活動状況を示す看板(アダプトサイン)を設置するなど、参加者の主体的な取り組みを促す工夫が用意されます。しかし、そのため、花壇の世話等、場所を媒介とし、継続性をもって行われる活動が対象となります。アダプトプログラムの適用が困難な活動については、ボランティア一般として広く参加者を募集しています。

 

Q               アダプトプログラムの仕組みを教えてください。
アダプトプログラムのエッセンスはA,P,A,+Sと言われています。
対象となる区域をアダプト(adopt)する。
    ボランティア活動を行う市民が「里親」として一定区域を自らの養子とみなし、定期的に面倒をみま す。
市民と行政とのパートナーシップ(partnership)
    市民と行政との対等なパートナーシップに基づき、ボランティア活動による労力を市民が提供し、活動に必要な用具、ユニフォーム、保険、アダプトサイン等を行政が用意します。
市民と行政との合意(agreement)
    市民と行政とがお互いの役割分担を確認し、責任ある活動をするために合意書を取り交わします。
A,P,A を基本としながら、参加者の励みとして・・・。
アダプトサイン(sign)
    一定区域をアダプトし、ボランティア活動を行っている「しるし」として里親の名前等を掲示した看板を設置します。

 

Q               申込み手続きを教えてください。
参加を希望する方は、所定の申込書を宗谷ふれあい公園管理事務所(公園管理者)に提出してください。申込み内容を確認の上、適切と認められれば、申込者を里親と認め、合意書を取り交わすことになります。
参加申込み(申込書提出)【申込書(様式第1)

                                                                

合意書の取り交わし【合意書(様式第2)
                                                                
アダプトサインの設置
                                                                
ボランティア活動                   
    公園管理事務所に連絡      
    活動報告書【活動報告書(別紙1)】の提出

 

Q               誰でも参加できますか?
はい。稚内市内にお住まいであると否とに関わらず、どなたでも参加できます。年齢も問いません。個人、家族、学校、法人、企業、仲良しグループなど、どのような形でも参加できます。

 

Q               参加にあたって特に気を付けることはありますか?
活動に参加する方々の安全について、責任者を中心に安全な活動に努めてください。特に子供が参加する場合には、必要と考えられる大人の指導の下に作業を行ってください。  

 

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