令和4年度第1回宗谷管内地域担い手推進会議を開催しました。

令和4年8月17日、令和4年度第1回宗谷管内担い手推進会議をリモートで開催し、多くの関係機関からの出席がありました。担い手推進会議は、宗谷農業発展のため、①担い手支援の体制構築、②人材確保の取組推進、③各地域での情報共有と意見交換を行う場となっています。
情報共有では、宗谷管内就農者確保育成対策事業(独自事業)の概要をはじめ、今春開催した「宗谷酪農セミナー」、今秋開催予定の「SOYAルーキーズ☆カレッジ」について、振興局と普及センターから説明を行いました。また、指導農業士・農業士の推薦について、管内指導農業士・農業士会より報告があり、「指導農業士や農業士の選定を積極的に行ってもらいたい」との要請がありました。
意見交換では、各自治体の担い手育成センターの取り組みとして、「宗谷酪農セミナー」や「北海道新規就農フェア」における参加者の反響やその後の研修生や実習生の受入状況、各自治体で独自で行っている取り組みについて報告いただきました。
「体験や実習の受け入れが、新規参入に結びつくには何が必要か」という質問では、「研修生受け入れには、自治体、農協、農業者、普及センターが地域一帯にならないといけない。本気、熱意は実習生や体験者に必ず伝わる」、「実習を通して、良い印象を持ってもらい、地域への暖かみや地元の人達との信頼を構築できればいい」などの意見をいただきました。
「担い手対策」、「人材確保」は、農業者や関係機関が宗谷一丸になって取り組む課題であり、引き続き当会議で討議していきます。