ご当地牛乳でチーズをつくったよ!親子でつくる、チーズづくり体験会を開催しました

令和5年2月4日、5日の二日間、中頓別町の「食彩工房もうもう」で、宗谷チーズづくり体験会(以下「体験会」)を開催しました。
体験会は、宗谷総合振興局(農務課・普及センター)の新たな取り組みで、チーズづくりを教える講師は、農業者や農業関係者です。チーズづくりの技術を地域で活かしてもらうことと、チーズづくりを通して、地域農業への理解促進を図ることを目的としています。9月に豊富町、11月に稚内市で体験会を開催し、3回目となる今回は中頓別町立認定こども園の年長組親子8組、関係者延べ46名が参加しました。
講師は町内の酪農家が務め、ご当地牛乳「なかとん牛乳」を使ったストリングチーズづくりを行いました。牛乳を鍋に入れ、ストリングチーズに成形するところまで、親子一緒に、時に子供達が率先しながら、各工程を進めていきました。温めた牛乳に“牛乳が固まる魔法の液体”レンネットを入れると、約5分後に牛乳が凝固。その様子に参加者は大歓声!牛乳が固まる不思議を感じながら、親子で楽しそうに、固まった牛乳(チーズのもと)の感触を確かめました。
チーズづくりの合間には「なかとん牛乳」を使ったバターづくり体験、さらに、乳牛のからだの特徴などの「牛のお話し」を、普及センター職員がクイズ形式で分かりやすく伝え、子供達は興味津々の様子でした。
およそ3時間で全て完成し、講師から丁寧に教えてもらって作ったチーズと、家族で協力して作ったバターをパンにつけて美味しくいただきました。
最後に普及センター所長の挨拶で体験会を振り返り、参加者は、牛乳からチーズやバターになっていく様子を知り、毎日牛乳を生産する酪農家さんへの感謝の気持ちを持って散会しました。
体験会の開催に際し、ご協力を頂きました中頓別町様、講師を担っていただいた澤里優様に心からお礼を申し上げます。今後も、酪農家が持つチーズづくりの技術を活かした地域農業の活性化につなげていけるよう、付加価値活動の取り組みを進めていきます。

開会挨拶

開会挨拶(こども園園長、振興局農務課長)

チーズの成形

チーズづくりを教えてくれた酪農家の澤里優さん(右)

バターづくり体験

ペットボトルでふりふりバターづくり体験

普及センターによる「牛のお話し」タイム

牛のお話しタイム「牛さんが何を食べるか、わかったよ!」

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