令和5年3月2日（木）～3日（金）の2日間、東京都内で「第61回全国青年農業者会議（主催：全国農業青年クラブ連絡協議会」が開催され、全国各地から約300名の青年農業者や関係者が集いました。宗谷管内からは、豊富町4Hクラブ（若林大地会長、会員12名）の柳楽大樹さんが、プロジェクト発表・畜産経営部門の北海道ブロック代表として発表を行い、全国農業青年クラブ連絡協議会会長賞を受賞しました。
今回発表した課題「放牧地の泥ねい化対策（SeasonⅡ）～誇れる牧道へ～」は2年間の取組をまとめたものです。放牧地の牧道や水槽周辺の泥ねい化が、対策資材施工や維持管理作業の見直しで改善し、加えて肢蹄病由来の廃用牛頭数の減少により、年間の予想損失を約300万円節減することができました。受賞後、柳楽さんは「発表では緊張して思うようにいかない部分もあったが、受賞できて嬉しい。全国の青年の発表を聞き互いに意見交換をして、大きなエネルギーをもらった。これからも経営改善に向け精進したい」と意欲的に語りました。
同4Hクラブからの全国大会出場は20年ぶり、宗谷管内からの受賞は19年ぶりとなります。
大会後、豊富町の河田誠一町長と北宗谷農業協同組合の髙谷優組合長へ受賞報告を行い、ねぎらいの言葉をいただきました。
宗谷農業改良普及センター宗谷北部支所では、青年農業者の活動を支援しています。
表彰状授与
北海道ブロック代表受賞者(柳楽さん(右))
柳楽さん(中央)、若林さん(中央右、補助者)
北宗谷農協組合長への受賞報告
