令和5年5月30日、放牧を考える会(豊富町・稚内市)が春期研修会と定期総会を開催しました。
春期研修会は、豊富町有明の石川善規牧場で放牧地や乳牛を観察しながら多くの質問がでました。石川牧場の放牧方法は、牛舎近くに集積された草地を活用しながら集約放牧を実践しています。放牧草種は栄養価の高いペレニアルライグラスが主体で、十分な放牧草を採食させながら濃厚飼料の節減を図るなど「放牧による低コスト経営」をしています。研修会に参加した会員からは「草地を上手に活用している」などの声が聞かれました。
放牧を考える会は、今年度で設立25周年を迎えます。25回目の定期総会はすべての議案が承認され、新役員には、会長に堂下健 氏が就任されました。
普及センター宗谷北部支所では、「放牧を考える会」を支援しています。
放牧地の乳牛確認
設立25周年の記念写真