令和7年10月9日に、稚内市立稚内中学校の2年生24名を対象にチーズ・バター作り体験を行いました。
稚内中学校では、地域の産業を学習するため、前日は鎌仲牧場を見学しました。翌日は牛乳を使ったチーズとバター作りを体験しました。チーズ・バター作りは、JA北宗谷稚内支所の佐々木係長が講師を務め、宗谷総合振興局農務課と普及センターがサポートを行いました。
稚内牛乳の店長である佐々木係長から、稚内牛乳はホモジナイズ工程(脂肪球の均質化)を行っていないため、チーズやバター作りにも適した牛乳であることが説明された後にチーズ作りの作業を開始しました。
チーズが固まるまでの待ち時間を使ってバター作りも行いました。稚内牛乳をペットボトルに注ぎ、ひたすら固形になるまで振りました。なかなか固まらない生徒もいましたが、10~15分位でバターができ、少量の塩をバターに加えて試食しました。
チーズ作り体験は、順調に牛乳が固まり、だんだんチーズの形になってきたところで、熱いお湯につけながら形を成形。モッツァレラチーズとストリングチーズを作成しました。時間の都合から塩水につける時間が短かったため、薄い味となりましたが、生徒からは「味は薄いけど、牛乳の味が感じられる」、「こうやってチーズができるんだね」といった声が聞かれました。

JA北宗谷の佐々木係長からチーズの講義を受ける生徒たち

牛乳が固まるまでバター作り開始!

バターできたかな??

温めるとのび~るチーズ

チーズうまくできたかな?

初めて作ったチーズはどんな味?

