北海道遺産(地域政策課)
北海道遺産とは
次の世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産の中から、北海道民全体の宝物として選ばれたのが「北海道遺産」です。
第1回選定分25件は平成13年10月22日に決定・公表されました。北海道の豊かな自然、北海道に生きてきた人々の歴史や文化、生活、産業など、各分野から道民参加によって選ばれました。
第2回選定分は、平成16年10月22日に27件が決定され、第1回選定分と合わせて52件の北海道遺産が選定されました。
※北海道遺産52件の内容については、北海道遺産公式ホームページをご覧ください。
http://www.hokkaidoisan.org/
宗谷管内の北海道遺産
宗谷管内からは、「稚内港北防波堤ドーム」(稚内市)[第1回選定 平成13年10月22日選定]及び「宗谷丘陵の周氷河地形」(稚内市)[第2回選定 平成16年10月22日選定]が選ばれています。
宗谷管内からは、「稚内港北防波堤ドーム」(稚内市)[第1回選定 平成13年10月22日選定]及び「宗谷丘陵の周氷河地形」(稚内市)[第2回選定 平成16年10月22日選定]が選ばれています。
稚内港北防波堤ドーム
稚内港北埠頭が旧樺太航路の発着場として使われていたとき、ここに通じる道路や鉄道への波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で、昭和6年から11年にかけ建設されました。
全長427メートル、高さ13.2メートル、柱の総数70本、半アーチ式構造形式で、古代ローマの柱廊を思わせる重厚な建築物です。
稚内港北埠頭が旧樺太航路の発着場として使われていたとき、ここに通じる道路や鉄道への波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で、昭和6年から11年にかけ建設されました。
全長427メートル、高さ13.2メートル、柱の総数70本、半アーチ式構造形式で、古代ローマの柱廊を思わせる重厚な建築物です。
宗谷丘陵の周氷河地形
宗谷丘陵に見られるなだらかな地形は、約2万年前の最終氷期の間に形成された氷河由来の特徴的なもので、氷河周辺部での凍結融解の繰り返しによってできたものです。
明治44(1911)年5月に起きた山火事で森林が失われて、その後は多くの笹に覆われていますが、谷沿いにはようやく森林が回復しつつあるのが見られます。
日本最北端のこの丘陵には、国内最大規模を誇る広大な肉牛牧場があり、厳しくも豊かな自然に育まれた健康な黒牛が放牧されています。
宗谷丘陵に見られるなだらかな地形は、約2万年前の最終氷期の間に形成された氷河由来の特徴的なもので、氷河周辺部での凍結融解の繰り返しによってできたものです。
明治44(1911)年5月に起きた山火事で森林が失われて、その後は多くの笹に覆われていますが、谷沿いにはようやく森林が回復しつつあるのが見られます。
日本最北端のこの丘陵には、国内最大規模を誇る広大な肉牛牧場があり、厳しくも豊かな自然に育まれた健康な黒牛が放牧されています。