「自殺予防週間」とは
自殺対策基本法に基づき、毎年9月10日から16日を「自殺予防週間」とすることが定められています。
全国の自治体や民間団体等が連携し、国民の間に広く自殺対策の重要性への理解と関心を深めるため、啓発活動を推進しています。
自分の「こころ」、家族や友人、職場の同僚など周りの人の「こころ」の健康について目を向けてみませんか?
自殺の現状について
全国の自殺者数は、平成22年以降減少を続けていましたが、令和2年から増加傾向となっています。
北海道の自殺者数も平成20年以降減少していましたが、令和3年から増加傾向となっています。
宗谷管内では毎年10人ほどの方が自殺により亡くなっています。
自殺のサイン
自殺する方の多くは直前にさまざまなサインを発していることが多く、何の前ぶれもなく突然自殺する方は少ないと言われています。
(例)
● 口数が減って、元気がない。
● 突然涙ぐんだり、落ち着かなくなるなど感情が不安定になる。
● 「消えてしまいたい」「死んだら楽になる」など口にする。
● 身なりや健康に気を遣わなくなる。
● 食欲がなくなったり、大量のお酒を飲むようになる。
● 身の回りのものを片付け始める。
● 長い間会っていない親戚や友人に連絡をとる。
自殺のサインに気づいたら
自殺のサインに気づいたら、話しをじっくり「聴いて」、相談機関に「つなぐ」。
1 日常のことなどをきっかけに、声をかけてみる。
2 相手の話をじっくり聴いて、落ち着いて受け止める。
3 早めに専門の相談機関に相談するように促す。