看護師 田中久仁子さん

新規就農3年目 ●● ●●さん

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枝幸町国民健康保険病院 看護師田中久仁子さん

兵庫県高砂市出身。阪神淡路大震災の被災をきっかけに看護師を志す。兵庫県の看護学校を卒業後、兵庫県内や大阪府内の医療機関に勤務。循環器科やオペ室など急性期での勤務経験が長いが、総合内科や感染症など慢性期へ配置された際にチーム医療の大切さを学ぶ。趣味のスノーボード(インストラクター資格所有)をきっかけに現在の夫と札幌で知り合い、結婚を機に枝幸町に移住し枝幸町国民健康保険病院に勤務。

宗谷の医療の魅力

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 当院では、内科、循環器科をはじめ救急での対応も受け入れ可能な体制が整えられており、稚内地域や旭川地域の医療機関との連携を図りながら宗谷地域を支える拠点病院と一つとして重要な役割を担っています。また、冬期間においては吹雪の影響で最寄りの病院に通えない人たちの頼みの綱にもなっています。日々、この地域を支えているというやりがいを強く感じています。院内でのコミュニケーションは非常に取りやすく、働きやすい環境なのが魅力の一つです。ワークライフバランスも図られていて、時間どおりに仕事を終えられることも大きな魅力です。子どもや家族のことも気にかけてくれるので、子どもの行事に気兼ねなく参加できるのも大変ありがたいです。家庭に対して協力的なので本当に安心して仕事ができます。また、安心して働ける理由の一つに「地域との関係性が良いこと」もあります。町の保健師さんやケアマネジャーさん、ヘルパーさん達は皆フットワークが軽く、すぐに動いてくれます。顔の見える関係ができており、誰でも顔見知りであることも魅力の一つだと思います。ただ、少数精鋭で業務にあたっているため、知識や技術の幅は広く、チームリーダーとして動けることが求められます。そのため当院では、新人教育には特に力を入れています。およそ3年間かけて看護手技の習得をはじめ、チームリーダーとして主体的に動けるよう、そして何より、看護業務を「楽しい!」と感じられる看護師を育てることに力を入れています。

<宗谷の暮らしの魅力>
 とにかく人が優しく、よそから来た人の受け入れが良いのが魅力です。子育てするにはもってこいの場所だと思います。地域が密着していて、住民さんとの距離はもちろん、保育所や役場職員などもとても身近で風とおしが良くて、子どもや家族のことを心配してくれます。「住めば都」とはよく言ったもので、枝幸町は雪も少なく、自宅から歩いて行き来できる範囲内に職場もコンビニも生活に必要なものはそろっています。都会は確かに便利ですが、職場から5分のところでは、こうはいかないのではないかと思います。

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宗谷の移住の魅力

 とにかく「働きやすくて住みやすい」。一言でいえばここはそんな場所です。職場の同僚は師長も含めて面倒見がよくて人情味あふれる温かい人たちばかりです。仕事と生活の分け隔てなく、なんでも相談にのってもらえます。働きながら安心して子育てができる職場です。仕事と子育てを両立したい方、仕事にやりがいを持ちたい方、地域の人たちとともに仕事をしてみたい方、そして都会での仕事や生活に疲れた方は是非、枝幸町に来てみませんか?私たちと一緒に宗谷地域を支えるお仕事をしてみませんか?

編集後記

 北海道に来るまでは2~3時間の残業は当たり前で、家には寝るために帰る、そんな生活の繰り返しから心から笑えない日々を過ごしていた時期もあったと言います。そんな田中さんにとって、今の生活は夢のようだと話してくれました。現在は子育てと仕事を両立されながら、中学校ではバレーボールのコーチもされており、将来の夢は何らかの形で子どもたちの育成に関わることと話されていました。仕事にやりがいや使命感を持ちながら、家庭やお子さんのことも大切にし、プライベートも充実した生活を送られている田中さんの姿から、改めてここ宗谷地域の魅力について気付かせてもらえたとても貴重なインタビューでした。そんな田中さんのような生活や体験をしてみたい方、興味が惹かれた方は是非、宗谷に来てみませんか?

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